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AI副業×自動化の実践ガイド|営業が苦手でも月30万円へ進む完全ロードマップ

※本記事は広告が含まれる場合があります

AI副業×自動化の実践ガイド

「AIを使えば副業で稼げる」とよく聞きますが、何を自動化すれば報酬につながるのか、分からないままではないでしょうか。

書いている人

私は広島の大手自動車メーカーで、エンジン設計を30年やってきました。

いまはWebマーケティングとAIの支援をしています。副業を始めたのは、その会社員時代です。

正直に言うと、最初の数年はほとんど稼げませんでした。学びに使ったお金は、普通車が1台買えるほどです。

そんな私がたどり着いた結論は、ひとつです。

繰り返しの作業はAIに任せる。人は、何を作れば解決するのかを設計する。

報酬が変わるのは、この設計ができるようになったときでした。

この記事を読むと、こうなれます。

得られること

  • AIで自動化できる作業と、その成果物がいくらになるのかが分かる
  • 実績ゼロから、最初の1件をいただく道筋が分かる
  • 月5万円で止まる人と、月30万円へ進む人の違いが分かる
  • 今日から任せられる作業が、ひとつ決まる

では、一緒に進んでいきましょう。

 

第1章 AI副業で稼げるって本当?

第1章 AI副業で稼げるって本当?

 

AIで稼ぎたい人が、いま悩んでいること

AI副業について調べていると、こんな言葉が並びます。

「誰でも月100万円」「完全放置で不労所得」「スキルゼロでOK」。

一方で「AI副業は稼げない」という記事も同じくらい出てきます。どちらが本当なのか分からず、手が止まってしまう。

そんな状態ではないでしょうか。

実際に多くの方が悩んでいるのは、次の4つです。

多くの方が悩んでいること

  • 何から始めて、何を自動化すればいいのか
  • 未経験でも、プログラミングができなくてもできるのか
  • 仕事はどこで見つけるのか
  • 本当に稼げるのか。稼げないのはなぜか

私も同じところで止まっていました。起業塾でWebマーケティングを学び、ホームページの作り方を独学で覚えました。

それでも、仕事にはなりませんでした。理由は単純で、営業ができなかったからです。

売り込むのが苦手で、提案の場でも自分の話ばかりしていました。

 

この記事を読んで得られること

この記事では、私が副業で歩いてきた道のりを、そのまま段階に分けてお伝えします。

モニター価格の1件から始めて、いまは2社から7桁のお仕事をいただくところまで来ました。

その間に、うまくいかなかったことも、順番を間違えたこともあります。

大事なのは、いきなり大きな金額を狙わないことです。小さく始めて、実績を作り、そのあとで単価が上がる仕事へ進む。

この順番を飛ばすと、たいてい止まります。

 

結論:AIで作業は速くなる。報酬は課題解決で決まる

先に結論をお伝えします。

先に結論

AIを使うと、作業は確実に速くなります。でも、それだけでは報酬は大きく変わりません。

なぜなら、AIは誰でも使えるからです。文章も画像もサイトも、いまは実績の浅い方でも形にできます。

作り手が増えれば、単価は下がっていきます。

報酬が変わるのは、お客様の課題をどこまで解決したかです。

「ホームページを作ります」と「売上につながらない原因はここなので、こう直します」では、同じ制作でも値段がまったく違います。

完全放置はできない

もうひとつ、はっきりお伝えしておきます。完全放置で稼ぐことはできません。

私もAIに多くの作業を任せていますが、最後の確認と、公開のボタンを押すのは自分です。

誤った内容のまま納品すれば、信頼は一度で失われます。

ここが分かれ道

ここが分かれ道です。AIに任せるのは「繰り返しの作業」。

人が担うのは「何を作れば解決するかの設計」と「最後の確認」です。

 

ヤスとビルドくんの会話

ビルドくん
ビルドくん
「完全放置で稼げる」という話、やっぱり嘘なんですか?
嘘です。AIは作業を速くするだけで、責任までは持ってくれません。公開のボタンは、いつも私が押しています。
ヤス
ヤス
ビルドくん
ビルドくん
じゃあ、AIを使う意味はどこにあるんですか?
繰り返しの作業が減るぶん、お客様の課題を考える時間が増えます。そこが報酬に直結します。
ヤス
ヤス
ビルドくん
ビルドくん
作業を減らすためじゃなくて、考える時間を作るためなんですね。今日からその視点で見てみます。
その順番で大丈夫です。まずは任せる作業をひとつ決めるところからいきましょう。
ヤス
ヤス

 

第2章 AIで稼ぐために自動化している事例

第2章 AIで稼ぐために自動化している事例

 

私がいま自動化している全体像

抽象的な話が続くと分かりにくいので、私がいま自動化していることを、先に全部お見せします。

分野 自動化していること
ホームページ制作 WordPressへの投稿、画像生成、動画制作
LINE構築 拡張ツールの設定、画像生成、24時間のAI自動応答
SEO対策 ブログ記事の自動投稿、SEOツールの開発、月次報告
SNS発信・記事投稿 note、マガジン、X、Facebookへの投稿
経営資料 議事録、提案書、報告書、請求書、月次収支、業務契約書
社員教育 ホームページ運用、SNS発信、AI活用の教材づくり

この一覧を見て「ここまでやるのは無理だ」と感じたかもしれません。私も最初からできたわけではありません。

ひとつずつ増やしてきた結果が、いまの形です。

大事なのは、この中に役割の違う3種類が混ざっていることです。

役割の違う3種類

  • お客様に提供して報酬をいただく仕事:ホームページ、LINE、SEO、社員教育
  • 自分を見つけてもらうための発信:ブログ、SNS、マガジン
  • 自分の仕事を支える作業:議事録、提案書、請求書、収支

報酬になるのは1つ目だけです。2つ目と3つ目は、直接お金にはなりません。

それでも、自分の時間を守り、信頼を積み上げてくれます。

 

成果物ごとの報酬の目安

では、それぞれの成果物は、いくらになるのでしょうか。一般的な目安と、私の料金を並べます。

成果物 AIで自動化できるところ 一般的な報酬の目安 私の料金(税込)
ブログ・SEO記事 調査、下書き、装飾、投稿 1記事3,000〜10,000円 自分の発信に使用
SNS投稿・運用代行 企画、画像、投稿 投稿1件2,000円、運用 月1,000〜50,000円 自分の発信に使用
画像・動画 生成、編集、書き出し 画像1点500〜5,000円、短い動画1本2,000円 制作物の一部として提供
資料(議事録・提案書・報告書) 下書き、整形 1件5,000〜30,000円 自分の仕事を支える作業
ホームページ制作 構成、文章、設定、修正 月10〜50万円 16.5万円/33万円/55万円
LINE構築 メニュー、フォーム、配信、決済までの流れ 構築 月10〜40万円+月額の保守 11万円/22万円/33万円
伴走支援(SEO・LINE運用) 調査、分析、改善案、月次報告 月1〜10万円以上 各 月5.5万円(最低6か月)
AI研修・社員教育 教材づくり、実務の自動化 記載している記事はほとんどない 単発5.5万円/集中教育44万円

一般的な目安は、AI副業について書かれた記事に載っている金額です。保証された相場ではありません。

この表で見ていただきたいのは、上の方と下の方で桁が違うことです。

記事や画像は1件数千円ですが、ホームページやLINEは数十万円になります。

この差は、作業の難しさではありません。お客様の課題をどこまで解決するかの差です。

 

自動化のレベル1〜4と、使うAI

自動化には段階があります。私の場合は、こう進んできました。

レベル 何を任せるか 使うAI
1 自分の作業(議事録、画像、資料) AIチャット
2 自分の発信(ブログ、SNSの投稿) AIチャット+AIエージェント
3 お客様の制作(ホームページ、LINE、動画) AIエージェント
4 続く仕組み(運用、月次報告、24時間の応答、社員教育) AIエージェント

ここで、よく混同される2つを分けておきます。

AIチャットとは?

AIチャットは、ChatGPTやClaudeの会話画面です。質問すると答えてくれます。

便利ですが、1往復ごとに自分が指示を出すので、画面の前にいる時間は減りません。

AIエージェントとは?

AIエージェントは、手順をまとめて渡すと、自分で調べて、書いて、設定まで進めてくれます。

人が関わるのは、始めるときと、できあがりを確認するときの2回だけです。

私が使っているのはClaude Codeですが、ChatGPTのCodexでも同じような使い方ができます。

私は2025年にAIチャットで議事録や企画書を作るところから始めて、2026年3月からAIエージェントを使うようになりました。

プログラムは1行も書いていません。日本語で手順を伝えるだけです。

 

ヤスとビルドくんの会話

ビルドくん
ビルドくん
レベル1から4まで、どれくらいの期間で進んだんですか?
私は1年ほどかけました。ただ、順番に上げる必要はありません。自分の作業から始めて、必要になったら次へ進めば十分です。
ヤス
ヤス
ビルドくん
ビルドくん
最初からレベル3を目指すのは危ないですか?
危ないというより、遠回りになります。お客様の仕事で失敗すると、取り返すのが大変ですから。
ヤス
ヤス
ビルドくん
ビルドくん
まずは自分の作業で練習して、慣れてからお客様の仕事に使うんですね。
そのとおりです。自分の仕事で失敗しておくのが、いちばん安全な練習になります。
ヤス
ヤス

 

第3章 AI副業で月30万円を稼ぐためのロードマップ

第3章 AI副業で月30万円を稼ぐためのロードマップ

ここからが本題です。私が実際に歩いた順番で、月5万円の段階と、月30万円以上の段階に分けてお伝えします。

 

【月5万円】成果物を提供するだけでも、ここは届く

まず知っておいていただきたいことがあります。成果物を提供するだけでも、月5万円ほどには届きます。

ホームページを1本作る。LINEを設定する。記事を書く。

こうした「作る仕事」は、AIのおかげで以前よりずっと短い時間でできるようになりました。

だから、以前より稼ぎやすくなっています。

私の場合は、こう進みました。

私が進んだ順番

  • Webサイト制作を、モニター価格で3人の方から引き受けた
  • ある会社のホームページ制作に、5人チームのまとめ役として参加した
  • 同じサイトで、SEOのコンサルを無料で実践させてもらった
  • LINE構築は、プロゴルファーの方の案件を無料で引き受けた
  • そのあと、整体院とヒプノセラピーサロンのLINEを引き受けた

金額で言えば、無料か、1件5万円ほどです。決して大きくありません。

でも、この時期がなければ次はありませんでした。実績がない状態から抜け出すには、実績を作るしかないからです。

正直にお伝えすると、この頃の私は、学びに使ったお金の方がはるかに多い状態でした。

それでも続けられたのは、1件ごとに「できること」が増えていく手応えがあったからです。

 

【月5万円】最初の1件は、無料相談から生まれる

「仕事はどこで見つけるのか」。ここでつまずく方がいちばん多いと思います。

私の場合、入口は3つでした。

仕事の入口は3つ

  • 学びの場のつながり:起業塾で知り合った方に向けて講座を開き、そこから無料相談へ
  • 知り合いへの声かけ:関係のある方に直接ご連絡して、無料相談へ
  • 発信を見た方からの連絡:SNSの発信を見た方からお電話をいただき、無料相談へ

入口は違いますが、すべて無料相談から仕事になっています。

いきなり「ホームページを作りませんか」と売り込んだことは一度もありません。

8名に連絡した結果

以前、関係の近い8名の方にご連絡したことがあります。

4名から「話を聞きたい」とご返事をいただき、3名とお会いして、2件のお仕事につながりました。

売り込まず、困りごとを伺っただけです。

クラウドソーシング(クラウドワークスやランサーズ)も、小さく始めるには良い方法です。

私は登録だけして、あまり活用していませんが、最初の実績づくりには向いています。

そして、実績がないときこそ見本が役に立ちます。

私はお客様に確認していただくため、本番そっくりのデモサイトやデモのLINEを先に作ります。

「こうなります」と見ていただければ、言葉で説明するより早く伝わります。

 

【月5万円】当時の私は手作業。いまならAIにここを任せる

ここまでお読みになって、「それ、AIの話が出てこないな」と思われたかもしれません。そのとおりです。

この時期の私は、ほとんど手作業でした。

だからこそ、いま始める方に伝えたいことがあります。私が何日もかけていた作業は、いまならAIに任せられます。

作業 当時の私 いまのやり方
打ち合わせの議事録 録音を聞き直して手で書く 音声を渡して下書きを作らせ、私は直すだけ
写真の整理・加工 1枚ずつサイズを合わせる まとめて指示して、数分で終わる
ブログ記事 1本に2週間以上 調査から下書きまで任せて、私は体験と判断を足す
競合サイトの比較 1件ずつ開いて表にまとめる 検索から一覧表の作成まで任せる

ただし、ここで誤解しないでいただきたいことがあります。

この表の右側は、いきなりできるようになったわけではありません。

任せられるようになるまでには、順番があります。

任せられるまでの順番

  • まず、できあがりの姿をAIと共有します。そのうえで、最初はAIと一緒に作り込みます。
  • 「ここはこう直してほしい」「この順番でやってほしい」と伝えながら、やり方を固めていきます。
  • 固まったやり方を、AIが覚えていられる形(仕事のマニュアル)にする。ここまできて、はじめて任せられる状態になります。

いま読んでいただいているこの記事も、同じ作り方です。

私の記事づくりは8つの工程に分かれていますが、前半はAIに任せていません。

どんな言葉で検索する方に届けるのか。上位の記事は何を書いているのか。どの見出しで書くのか。

ここは私とAIで一緒に決めます。

任せているのは、後半の工程です。

前半を飛ばすと

前半を飛ばして「いい感じに書いて」と頼むと、誰にも刺さらない文章が速く出てくるだけです。

ここを任せられるかどうかで、同じ1か月でも進める距離が変わります。まず自分の作業でひとつ試してみてください。

お客様に迷惑がかからないので、失敗しても痛くありません。

 

【月30万円】ここから先はコンサルが要る(AI+知識・経験)

さて、ここからが大事なところです。

作るだけでは届かない

成果物を作るだけでは、月30万円には届きません。作る仕事は単価に上限があり、時間も有限だからです。

私がこれを痛感した出来事があります。以前、5人のチームで1年かけて、ある会社のホームページを作りました。

写真もデザインも丁寧に作り込んだ、立派なサイトです。ところが完成したあと、社長からこう言われました。

「ホームページがあっても、売上に貢献できないといけない」

ゴールがずれていた

私たちは「良いサイトを作ること」をゴールにしていました。社長のゴールは、最初から売上でした。

当たり前のことなのに、そのときの私は分かっていませんでした。

そのあとSEOを学び、社員の方にブログの書き方をお伝えし、アクセスは最大で月2万件まで増えました。

それでも、売上にどれだけ貢献したかは分かりませんでした。人が来ても、申し込みまでの流れがなかったからです。

ここでたどり着いたのが、この式です。

売上の式

売上 = 客数 × 成約率 × 単価

かけ算なので、どれかがゼロに近ければ、売上もゼロに近くなります。

アクセスだけ増やしても足りない理由が、これで分かりました。

月30万円の仕事とは

そして、月30万円以上の仕事は、ここから生まれます。

お客様の売上のどこが弱いのかを見つけ、その解決策を提案する仕事です。

これはコンサルの領域で、AIだけでは代われません。知識と、経験と、判断が要ります。

AIは、その判断を助けてくれます。調べる、まとめる、資料にする。ここはAIの得意分野です。

 

【月30万円】聞く・調べる・届ける・任されるの4ステップで受注する

では、どうやって課題解決の仕事をいただくのか。私は4つのステップで進めています。

 

step
1
聞く

打ち合わせでは、8割聞いて、2割話します。自分のサービスを説明したくなりますが、そこはこらえます。

聞く順番

順番は「現在 → 過去 → 未来」です。いまの状況と困りごと、これまで試したこと、これからどうなりたいか。

この順番だと、相手が自然に話してくださいます。

最初の5分の雑談も省きません。場が温まっていないと、本音は出てこないからです。

逢の杜ペット霊園の社長からご相談をいただいたときのことです。

私はホームページの話もLINEの話もせず、ひたすら伺いました。

社長の本音

すると、新しい業者に押されている悔しさ、下品なやり方はしたくないという思いが出てきました。

そして最後に、「自分の代で事業を衰退させたくない」という言葉が出てきたのです。

本当の課題は、集客のテクニックではありませんでした。

 

step
2
調べる

次に、市場と競合を調べます。感覚で「サイトが弱いと思います」と言っても、納得はいただけません。

調べることは6つ

やることは6つです。業種と地域で検索する。上位10社を見る。強みと弱みを整理する。目標にする1社を決める。

解決策を見つける。提案書にまとめる。

目標にする1社を、私は「先生」と呼んでいます。大手のポータルサイトではなく、地元で結果を出している同業者です。

ゼロから正解を考えるより、うまくいっている会社を真似る方が、確実で速いからです。

エンジンの開発でも同じことをしていました。新しいエンジンを作るとき、最初にやるのは設計ではありません。

他社の車を分解して、部品ごとに自社と比べます。良いところを学び、それを超える目標を立ててから開発に入ります。

やり方は、Webでもまったく同じでした。

この調査が、以前は2週間かかっていました。いまはAIエージェントに任せて2日です。

競合10社の比較なら、1時間ほどで表になります。

 

step
3
届ける

提案書は、次の7つで組み立てます。

提案書の7つの項目

  • 現状分析(データで示す)
  • 課題(売上の式のどこが弱いか)
  • 解決策(一言のコンセプトで)
  • 施策(段階に分ける)
  • 費用(選択肢と、一般的な相場との比較)
  • スケジュール(いつ何ができるか)
  • 安心(買わない理由を先に消す)

逢の杜ペット霊園では、「検索で競うから、心で選ばれるへ」というコンセプトをお伝えしました。

社長の価値観を、Webの言葉に翻訳した形です。

もう1社、KCS・HDでは「内製化支援」を軸にしました。

M&Aのあとで事業の情報が散らばっていたので、それを整理し、担当の方が自分でホームページを更新できる状態を目指す計画です。

提案書は、以前は3日かけて書いていました。いまは初稿が2時間ででき、私はそこから磨き込みます。

 

step
4
任される

最後は、売り込まないことです。

「これだけの価値があります。判断はお任せします」とお伝えして終わります。

断られることもありますが、それで構いません。全力で準備をして、あとはお客様が決めることだからです。

この4ステップで、2026年に入って、業種の違う2社から7桁のお仕事をいただきました。

どちらも、売り込んではいません。

 

【月30万円】受注後は、制作から運用までAIエージェントに任せる

受注のあとが本番です。

この2社の仕事は、ホームページ2サイトとLINEの構築が同時に進みました。

私ひとりでやると、通常なら20か月分ほどの作業量です。急ぎの案件だったので、3か月で仕上げる必要がありました。

結果として、ひとりで3か月で終えられました。AIエージェントに、作業を次々と任せたからです。

AIエージェントに任せた作業

  • 写真のサイズをそろえる、何十枚もの候補から選ぶ
  • 競合サイトを分析して、構成案を出す
  • 各ページの文章の下書きを作る
  • 打ち合わせメモと現在のサイトを見比べて、修正リストを作る
  • スクロールしても消えないメニューや、開閉するよくある質問を設置する
  • 本番を止めずに、テスト環境で作り替えて入れ替える

LINEの方も、数十枚のカード入力が2週間から1日に、通常1.5か月かかるメニューの構築が2週間ほどになりました。

そして、納品して終わりにはしません。月次の報告、運用のサポート、社員の方への教育まで続きます。

KCS・HDでは、担当の方が自分で更新できるようになることを目標にしています。

LINEには24時間答えるAIチャットを組み込み、営業時間外のお問い合わせも取りこぼさないようにしました。

作って終わりの仕事と、続く仕事。この違いが、月30万円以上を安定させます。

 

ヤスとビルドくんの会話

ビルドくん
ビルドくん
月5万円と月30万円で、そんなにやることが違うんですか。
違います。前半は「作る力」、後半は「課題を見つける力」です。同じスキルでも、使い方が変わります。
ヤス
ヤス
ビルドくん
ビルドくん
僕はまだ作る側です。先に課題を見つける練習をした方がいいですか?
いいえ、順番どおりで大丈夫です。作った経験がないと、何が難しいかも分かりませんから。
ヤス
ヤス
ビルドくん
ビルドくん
まず作って実績を積んで、それから「なぜ作るのか」を考えるんですね。今日から1件目を探します。
それでいきましょう。1件目は、身近な方の困りごとで十分です。
ヤス
ヤス

 

第4章 AIで稼ぐ際の注意点とコツ

第4章 AIで稼ぐ際の注意点とコツ

ここでは、準備の1年を入れて6年、副業をやってきて分かったことをお伝えします。

前半の3つは仕事の話、後半の2つはAIの使い方の話です。

 

自分のお客は、ライバル店にいる

これは、6年の副業でいちばん学びになった考え方です。

新しくお店を出すとき、自分のお客様はどこにいるでしょうか。答えは、すでにライバル店に通っています。

ゼロから需要を作るのではなく、すでに選ばれている会社を調べれば、答えの半分は見えます。

だから私は、提案の前に必ず、目標にする1社(ベンチマーク)を決めます。

うまくいっている会社の型を真似ることが、最短ルートです。オリジナルを追いかけるのは、そのあとで構いません。

 

営業しないと稼げない。「売る」より「役立つ」

会社員のときは、営業をしなくても給料が入りました。副業は違います。黙っていても、誰も気づいてくれません。

売り込んで失敗した

だからといって、売り込む必要はありません。

私は売り込みが苦手で、5年前は10人に声をかけて面談ゼロ、1時間説教されたこともあります。

原因は、自分の商品の説明ばかりして、相手の話を聞いていなかったことでした。

いま意識しているのは、「売る」より「役立つ」です。無料相談で困りごとを伺い、その場でできる助言をお伝えする。

それだけで「お願いできますか」と言っていただけることがあります。

 

打席に立ち続ければ、点と点はつながる

成果が出ない時期は、必ずあります。私にもありました。

会社員時代に、私はうつを経験しました。しかも二度です。一度目は30歳前後、二度目は40代の後半でした。

二度目のときは休職し、リワーク(職場復帰の訓練)を経て戻りました。出世のコースからは外れました。

復職してしばらくして、「うつは治る病気だ」と伝えたいと思うようになりました。

そこで、話すのが苦手なまま、ラジオのパーソナリティと自主開催の講演会に挑戦しました。

2年間で140人の事業家の方と対談しています。

このとき、仕事につながるなんて思っていません。伝えたい一心でした。

2年間が「聞く力」になった

でも、この2年が、いま提案の場で「8割聞く」ことができる力になりました。

相手の話を引き出す練習を、200回近く重ねたのと同じだからです。

エンジン開発で身につけた、他社の車を分解して比べる考え方も、そのままWebの市場調査で使っています。

いま積んでいるものが、どこでつながるかは分かりません。

しかも、つながり方は単純ではありません。試して、失敗して、学んで、また試す。

その繰り返しの中で、少しずつ形になっていきます。一度の挑戦で線になることは、まずありません。

ただ、打席に立ち続けた人にだけ、その日が来ます。

 

課題を決めるのは人、調べる・作るはAI

ここからはAIの使い方です。

最初の失敗

私が最初にやった失敗は、「いい感じに作っておいて」と丸投げしたことでした。

返ってきたのは、事実と違う内容が混ざった、それらしい文章です。

AIは知らないことを聞かれると、それっぽい答えを作ることがあります。

もうひとつは、AIが整えた数字をそのまま提案書に載せ、あとで「ここの数字が違います」と指摘されたことです。

冷や汗をかきました。

この2つから決めたルールがあります。

失敗から決めたルール

  • 課題を決めるのは人。調べる・作るはAI。
  • 数字と固有名詞と実績は、必ず自分で確認する
  • お客様の情報は、渡してよいもの、伏せて渡すもの、渡さないものに分ける

AIは優秀な部下です。ただし、責任は部下ではなく、こちらが持ちます。

 

いきなり作らせず、先に設計書

もうひとつのコツは、順番です。

AIエージェントに「作って」と頼むと、すぐに作り始めます。だからこそ、先に設計書を作らせます。

誰に向けたサイトなのか、どんな流れで申し込みまで進むのか。これを文章にしてから、作る作業に入ります。

あとは、設計 → 試作 → 実際に動かす → 直す、の繰り返しです。最初から完璧なものは出てきません。

速いからこそ、何度も直せます。直した回数だけ、仕上がりが良くなります。

本番のサイトは触らない

本番のサイトを触らないことも大事です。私は必ず、本番をそっくり複製したテスト環境で作業します。

実際、作業中にサイトが真っ白になったことがありました。テスト環境だったので、お客様に影響はありませんでした。

 

ヤスとビルドくんの会話

ビルドくん
ビルドくん
「打席に立ち続ける」って、正直つらくないですか。
つらい時期もあります。ただ、やめてしまうと点が増えません。増えない点は、つながりようがないんです。
ヤス
ヤス
ビルドくん
ビルドくん
ラジオの2年間が「聞く力」になるなんて、当時は思わなかったですよね。
まったく思っていませんでした。振り返って初めて、線になっていたと分かりました。
ヤス
ヤス
ビルドくん
ビルドくん
無駄に見えることも、あとで生きてくるんですね。いまやっていることを続けてみます。
それが何よりの近道です。焦らず、一歩ずつ進みましょう。
ヤス
ヤス

 

第5章 AI副業に関するよくある質問

第5章 AI副業に関するよくある質問

ここからは、私が実際に聞かれることに、私の経験でお答えします。

 

Q. 完全放置で稼げますか?

最初から放置できるものは、ひとつもありません。

いま私が任せているのは、ブログの自動投稿、LINEでの24時間の応答、情報の巡回、資料の作成です。

たしかに、いまは手を離しています。でも、そこに至るまでが大事でした。

任せる前に

最初は、自分でやった方が早いのです。

それでも自分でやらずに、手順と、なぜそうするのかという考え方を、AIに共有します。

この共有ができて初めて、任せられる状態になります。

任せきるまでの順番

順番はこうです。

自分でやる → 手順を言葉にする → 任せてみる → ずれたところを直す → 任せきれるようになる。

ここを飛ばして「これやっておいて」と頼んでも、それらしいものが返ってくるだけです。

私も最初はそれで失敗しました。

 

Q. プログラミングができなくても、ツールまで作れますか?

コードは書かない。設計は自分で

作れます。私はコードを1行も書いていません。ただし、コードを書く前の設計は、自分でやる必要があります。

SEOのツールを作ったときの話です。「SEOツールを作って」と頼んでも、できあがりません。

何ができれば完成なのか、中でどんな仕組みが動くのかが、決まっていないからです。

私の手元には、以前SEO会社の方から、ツールの使い方や仕組みについて伺ったときの動画が残っていました。

それを全部AIに渡し、「この考え方で作るとしたら、どういう作り方になるか」を一緒に整理しました。

そこまで共有してから、プログラムを書いてもらいました。

LINEのAI相談チャットも同じ

LINEのAI相談チャットも同じです。まず、どんな質問にどう答えるのかという手順を教え込みます。

そのあと、作っては試し、フィードバックして直す。この繰り返しで、使えるものになっていきます。

必要なのは言葉にする力

必要なのは、プログラムの知識ではありません。できあがりの姿と手順を、言葉にする力です。

 

Q. 有料のツールは必要ですか?

私の場合、以前はSEO会社が提供するツールを使っていました。月5万円、1年契約でした。

KCS・HDのSEOコンサルをしていた時期です。

いまは、同じような流れで使えるものを自分で作り、この支払いはなくなりました。

ただ、正直にお伝えします。まったく同じ性能ではありません。

使いながら「ここが足りない」と気づくたびに、AIエージェントに伝えて直してもらっています。

作って終わりではなく、育てていくものだと思っています。

 

Q. スマホだけでできますか?

私は、スマホから仕事の指示を出したことがありません。

スマホで使うのは、困ったときの相談や、調べ物です。AIチャットに普通に質問する使い方だけです。

実際に何かを作るときは、パソコンを使っています。ファイルを扱う作業が中心になるためです。

 

Q. 著作権やお客様の情報は、どう扱っていますか?

決めごとは、2つの書面で残しています。

決めごとを残す2つの書面

  • 業務委託契約書に、著作権や情報の扱いを書いて、同意をいただく
  • 打ち合わせのたびに議事録を書いて、決まったことに同意をいただく

先日も、契約書を作る段階で、著作権についてご指摘をいただきました。

こちらの書き方が足りていなかったので、見直しました。指摘していただけたおかげで、あとからもめずに済んでいます。

お客様のことをSNSやブログでどこまで書いてよいかも、事前に了解をいただいています。

実名で書けるのは、そのためです。

 

Q. 契約書がなくても、仕事はできますか?

できますが、おすすめしません。私は痛い目にあいました。

契約書を作らないまま進めた案件で、報酬の範囲があいまいになり、実際に作業したのに、そのぶんをいただけないことがありました。

悪気があったわけではありません。決めていなかったから、そうなっただけです。

いまは、金額と範囲を必ず書面にしてから始めています。

 

Q. トラブルが起きたら、どうするのですか?

お客様のサイトが攻撃を受けて、表示できなくなったことがあります。

正直に言うと、以前の私の知識では直せませんでした。

サーバーの中身を見て、どんな攻撃を受けているのかを判断する必要があったからです。

このときは、AIエージェントに状況を伝えながら、原因を探し、サーバー側を直して復旧できました。

ひとりでは無理だったと思います。

AIエージェントは相棒

AIエージェントは、作業を速くするだけの道具ではありません。

自分の手に負えない場面で、隣で一緒に考えてくれる相棒でもあります。

 

Q. 本業と両立できますか?

私は会社員をしながら始めました。時間の作り方は、この2つです。

時間の作り方

  • 早起きして、出社前の時間を副業にあてる
  • 会社から帰ってからの時間を、副業にあてる

ただ、ずっと走り続けたわけではありません。メリハリは、とても大事です。疲れきってしまえば、続けられません。

休むことも意識して決めていました。

副業で大事なのは、短期間の頑張りではなく、続けることです。

私も2年ほど、本業に専念するために副業を止めていた時期があります。それでも戻ってこられました。

 

Q. 確定申告は、どうしていますか?

私の場合は、年を追うごとに変わってきました。

確定申告のやり方の変化

  • 開業した年:知り合いにお願いして、費用をお支払いして手伝っていただきました
  • その次の年から:無料で相談できる専門の機関を使いながら、自分で申告しています
  • 来年:アプリを入れて、AIエージェントに手伝ってもらいながら申告する予定です

最初から全部ひとりでやろうとしなくて大丈夫です。1年目だけ人に頼り、やり方を覚えてから自分でやる。

この順番が、いちばん負担が少ないと思います。

なお、給与以外の所得が年間20万円を超えると、確定申告が必要です。

20万円以下でも、お住まいの自治体への住民税の申告は残ります。

AIツールの利用料は経費にできますので、領収書は残しておいてください。

 

第6章 まとめ

第6章 まとめ

最後に、要点を3つにまとめます。

この記事の要点

  • AIで作業は速くなる。でも、報酬を決めるのは課題をどこまで解決したかです。 作るだけの仕事は、単価が下がっていきます。
  • 月5万円と月30万円では、やることが違います。 前半は実績づくり、後半は課題を見つけて提案する仕事です。順番は飛ばせません。
  • 最初の1件は、無料相談から生まれます。 売り込む必要はありません。困りごとを伺うところから始まります。

そして、この記事でいちばんお伝えしたかったことです。

AI副業は、繰り返し作業はAIに任せ、課題を解決する設計書を作れるかが成功のカギです。

最後に、少しだけ私の話をさせてください。

私の人生グラフ(うつ・復職・開業・いま)

上が、私の人生の浮き沈みです。ここから先の話は、この図をたどりながら読んでみてください。

私は会社員時代に、うつを二度経験しました。一度目は30歳前後です。

回復して現場に戻り、プロジェクトのリーダーを任されるところまでいきましたが、40代の後半で再発しました。

休職し、リワークを経て復職しましたが、出世のコースからは外れました。

副業を始めた理由

そのとき思ったのが、「会社の中だけでなく、自分で稼ぐ力をつけたい」ということでした。

まずは、話すことから始めました。

「うつは治る病気だ」と伝えたくて、ラジオのパーソナリティと自主開催の講演会に挑戦しました。

話すのは苦手でしたが、2年間で140人の事業家の方と対談しました。

順番

そのあとに、副業として開業しました。ラジオと副業を同時にやっていたわけではありません。

話す力をつけてから、独立の準備に入った、という順番です。

ところが、ここからが苦しい時期でした。学びにお金を使い、必死に勉強しても、成果が出ません。

いちばんつらかったのは営業です。売り込むのが怖くて、前に進めませんでした。

10人に声をかけて、1件も面談にならなかったこともあります。そのときは、完全に心が折れました。

変わったきっかけ

変わったきっかけは、考え方をひとつ変えたことでした。「売る」のではなく、「価値を届ける」。

相手の困りごとを伺い、役に立つことをお伝えする。それだけで、お話が前に進むようになりました。成約も増えました。

いま振り返ると、点と点がつながっています。ただ、きれいに一本の線でつながったわけではありません。

やってみて、失敗して、そこから学んで、また試す。その繰り返しでした。

うまくいかないたびに、次に気をつけることがひとつ増える。その積み重ねが、いまの自分を作っています。

学びより、つながり

お金の使い方も同じでした。当時は「浪費してしまった」と思っていた起業塾の学びが、あとになって生きてきます。

学んだ内容そのものより、そこで出会った方々とのつながりが、最初の仕事を運んできてくれました。

実際、私が最初にいただいた大きな案件も、このつながりからでした。

社長とのご縁から相談をいただき、私がお話を伺い、お引き受けしました。

カメラマンやデザイナーといったメンバーも、私が声をかけて集めています。

内容は、ホームページ制作、40周年の記念誌、そして社員の方へのトレーニングです。

私はプロジェクトリーダーとして、全体をまとめました。

ひとりでは、とても受けられない規模の仕事でした。

それでも受けられたのは、営業からチームづくりまで自分でやったからです。

報酬はメンバーで分けたので、私の取り分は多くありません。

それでも、この一件があったから、そのあとの仕事につながりました。

ラジオで140人の方と対談した2年も、エンジン開発で競合を分解していた30年も、当時は「仕事につながる」なんて思っていませんでした。

あのときの遠回りは、無駄ではありませんでした。

やめないこと

途中で休んだ時期もあります。それでも、やめませんでした。やめた時点で、ゲームオーバーです。

休みながらでも続けてきたから、いまがあります。

ひとつだけ、お金の使い方について正直にお伝えします。私は高額な講座にも、ずいぶんお金を使いました。

高額な講座は慎重に

学びはありましたが、いまなら、少ない金額で学べる場所がたくさんあります。

高額な情報商材や起業塾は、慎重に選んでください。

まず少額で始めて、手を動かしながら覚える。その方が、確実に前に進めます。

そして、いまはAIがあります。私が何日もかけていた作業は、数分で終わります。

私が6年かけて覚えたことを知っていただければ、あなたはもっと短い時間で結果を出せるはずです。

だから、始めるなら今がチャンスだと思っています。

浮いた時間は、お客様の話を聞くことに使ってください。そこにしか、報酬は生まれません。

今日できること

今日できることを、ひとつだけ試してみてください。次の打ち合わせの議事録を、AIに作らせる。それで十分です。

その小さな一歩が、任せられる範囲を少しずつ広げていきます。

私は、生涯現役を目指しています。一緒に、一歩ずつ進んでいきましょう。

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