「AIを使えば仕事が速くなるとは聞く。でも、自分のクライアントの仕事に、どう使えばいいのか分からない」
フリーランスや副業で、クライアントにサービスを提供している方から、この言葉をよく聞きます。
広島の大手自動車メーカーで、エンジン設計を30年。ものづくりの世界にいました。
いまはWebマーケティングとAIの支援をしています。
AIエージェントを業務の中心に置いて、ホームページ制作、LINE構築、SEOのお手伝いをしています。
その私がたどり着いた結論は、ひとつです。
AIに作らせる前に、「何を作れば売上が上がるか」をクライアントと決める。決まったら、あとはAIと一緒に10倍の速さで作る。
この記事を読むと、こうなれます。
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- クライアントの売上につながる仕事の見つけ方が分かる
- 作る時間を10分の1にする、AIへの任せ方が分かる
- 外注しないと無理だったツールまで、自分で作れることが分かる
- 次のクライアント提案から、そのまま使える手順が手に入る
順番に、3つのStepでお伝えします。
では、一緒に進んでいきましょう。
Step1 AIエージェントとのベンチマーク共同活動

最初にやることは、作ることではありません。
「何を作れば、クライアントの売上が上がるのか」を決めることです。ここをAIエージェントと一緒にやります。
なぜ、最初に決めるのか
理由ははっきりしています。
AIで作業が10倍速くなっても、そもそも売上につながらないものを作ってしまったら、意味がないからです。
的外れなホームページを10倍の速さで作っても、クライアントは喜びません。速さの前に、「何を作るか」があります。
そして、ここがフリーランスの出番です。
クライアントは、マーケティングが大事なことは分かっています。ただ、市場調査のやり方を知る機会がなかった。だから結果として、Webを感覚で使うことになっています。それが普通です。
だから、「何を作るか」を一緒に決めてくれる人に、価値があります。
進め方は、4つです
私が実際にやっている手順を、そのまま書きます。
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1市場を調べる
クライアントの商圏と業種で、どんな競合がいるかをAIエージェントに調べさせます。以前は手作業で2週間かかっていた調査が、いまは2日で終わります。
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2先生を見つける
競合の中から、自分より優秀で、すでに結果が出ている会社を1社選びます。私はこれを先生と呼んでいます。
なぜ先生が要るのか。オリジナルなものを作って売ろうとしても、うまくいかないことが多いからです。
まず、結果が出ている先生を真似る。これが、売上を上げる最善で、最速の方法です。オリジナルを追求するのは、その先で構いません。
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3先生とのギャップを洗い出す
先生のサイトやLINEと、クライアントの現状を並べて、何が足りないかをAIと一緒に洗い出します。競合10社の比較も、手作業なら2日、AIなら1時間ほどです。
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4課題から目標を決める
足りないところ=課題です。課題が見えたら、「まず何を作るか」の目標を決めます。
この目標を決める判断だけは、AIではなく人間の仕事です。 クライアントの事情を知っているのは、あなただからです。
調べる作業はAIが10倍速くしてくれます。決めるのは人間。この分担が、ベンチマーク共同活動です。
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Step2 生産性10倍を生み出すAIエージェント活用方法

目標が決まったら、いよいよAIエージェントに作ってもらいます。
ここで大事なことは、ひとつだけです。
いきなり作らせない。先に、設計書を作らせる。
なぜ、設計書なのか
AIエージェントは優秀ですが、自分から動くことはありません。指示した分だけ動きます。
そして、曖昧な指示には、それらしいものを大量に返してきます。「いい感じのサイトを作って」と頼むと、いい感じ風の、誰の売上にもつながらないものが、速く出てくるだけです。
だから、先に言葉にします。
どんなお客様に来てほしいサイトなのか。どんな流れで予約まで進むLINEなのか。Step1で決めた目標を、細かく設計書に落とす。この設計書づくりも、AIエージェントにやらせます。私は出てきた設計書を読んで、違うところを直すだけです。
設計→試作→実践→改善を回す
設計書ができたら、あとはこのループです。
設計する → 試作する → 実際に動かす → 直す。
最初から完璧なものは出てきません。でも、直すたびに良くなります。このループを回した回数だけ、仕上がりがクライアントの要望に近づきます。
以前と何が変わったか、私の実測です。
| 仕事 | AIを使う前 | 使った後 |
|---|---|---|
| 市場調査 | 2週間 | 2日 |
| 競合10社の比較 | 2日 | 1時間ほど |
| 提案書 | 3日 | 2時間 |
| ホームページ制作+LINE構築 | 一人なら20ヶ月 | 3ヶ月・一人 |
| 画像づくり | Canvaで1枚ずつ手作業 | 指示文ひとつ |
Canvaで何時間もかけていた画像が、AIへの指示文ひとつで出てきます。サイトの設定をひとつずつ手で進めていた作業も、まとめてAIに任せられます。
平均すると、およそ10倍。 これが「生産性10倍」の中身です。
そして、速くなると何が起きるか。試せる回数が増えます。 1回で当てる必要がなくなり、直しながら当てにいけます。だから質も上がるのです。
月3,000円から「AI社員」の組織が持てる
もうひとつ、大事な活用があります。
AIエージェントは、1人だけではありません。役割を分けて、「AI社員」のチームにできます。
私の場合は、こう分けています。
| 役割 | 仕事 |
|---|---|
| 進行役 | 段取りを組み、たたき台を作る |
| 実行役 | 調べる、書く、作る |
| 批判役 | クライアントに見せる前に、厳しい目で検査する |
一人で仕事をしていると、成果物を見てくれる人がいません。そこで批判役のAI社員を置きます。自分では気づけない粗を、出す前に潰してくれます。
つまり、一人なのに、組織の品質チェックが働くのです。
そして、この組織は月3,000円ほどから持てます。文句を言わず、24時間働き、教えたことを翌日忘れません。人を雇うことを考えれば、桁がふたつ違います。
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Step3 非エンジニアでも可能となったコーディング事例

最後に、いちばんお伝えしたい変化の話をします。
プログラミングができなくても、業務ツールを自分で作れる時代になりました。
なぜ、できるようになったのか
コーディングAIエージェントが出てきたからです。
以前、ツールがほしければ、道は2つしかありませんでした。開発会社に委託して数百万円を払うか、できあいのサービスに月額を払い続けるか。フリーランスには、どちらも重い選択でした。
いまは、作りたいものを言葉で伝えれば、プログラムはAIが書いてくれます。私は1行も書いていません。
私が実際に作ったもの
ひとつめは、SEOのツールです。
以前はSEO会社のツールに月5万円、1年縛りで払っていました。それと同じ流れで使える道具を、AIエージェントと自分で作りました。クライアントのサイトの順位や表示回数を見て、「今日はどの記事を直すか」を出してくれる道具です。
ふたつめは、24時間答えるAIチャットです。
LINEに組み込んで、お客様の質問にAIが24時間回答します。営業時間外の問い合わせを取りこぼさなくなります。
どちらも、少し前なら「委託しないと無理」と即答されていたものです。
「何を作りたいか」がある人が強い
ここで、Step1とStep2がつながります。
AIエージェントは、自分からは何もしません。「何を作りたいか」という思いがある人だけが、この力を使えます。
作りたいものは、クライアントの課題から生まれます(Step1)。作り方は、設計書とループです(Step2)。そこまでできる人にとって、コーディングは、もう壁ではありません。
だから、技術を磨くために何年も修行する必要はなくなりました。クライアントの売上をどう上げるかを考えられる人が、そのまま作れる人になる。 これが、いま起きている変化です。
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まとめ
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
要点を3つに絞ります。
ここでの要点
- 最初に決めるのは「何を作れば売上が上がるか」。 市場調査と先生探しはAIと一緒に。決めるのは人間です
- いきなり作らせず、設計書を作らせる。 あとは設計→試作→実践→改善のループ。直した回数だけ質が上がります
- プログラミングができなくても、ツールまで作れる時代です。 必要なのは技術ではなく、「何を作りたいか」です
最後に、正直な気持ちを書きます。
私はいま、仕事が楽しくて仕方ありません。
作りたいと思ったものが、その週のうちに形になる。クライアントに「こんなことまでできるんですか」と驚いていただける。どちらも、少し前の私にはなかったことです。
こんな時代は、今までありませんでした。アイデアと、クライアントを想う気持ちさえあれば、一人でも戦える時代です。
AIエージェントは、特別な人の道具ではありません。クライアントの売上を本気で考えている、あなたのような人にこそ、いちばん効く道具です。
今すぐできることを、ひとつだけ。
一緒に、一歩ずつ進んでいきましょう。
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