AI活用

AI時代に生き残るWebマーケターの働き方とAIエージェント活用事例

※本記事は広告が含まれる場合があります

一人で3人分・20ヶ月分の仕事を、AIエージェントで3ヶ月で仕上げた全記録 ―

 

はじめに

はじめに|20ヶ月分の仕事を一人で3ヶ月

私は、Webマーケティングを10年やってきました。

仕事は、Webマーケティングコンサルタントです。

クライアントさんのホームページ制作、SEO対策、LINE構築といったITツールを使って、売上をあげるための伴走型支援を行っています。

今回、AIエージェントを使って、クライアントさんのサイトやLINEを作りました。

ペット霊園や墓苑を経営されている有限会社さん、しいたけの製造販売や携帯ショップを10店舗経営されている会社の、大きな仕事を同時に受注いただきました。

この2つ、ふつうなら一人20ヶ月かかる量です。

急ぎで3ヶ月で仕上げるなら、本来は6人ほど必要。

チーム組織で効率化しても、最低3人はいる仕事です。

 

それを、一人で、3ヶ月で終えました。

AIエージェントに、多くの作業を任せたからです。

クライアントさんに確認してもらうため、事前に、デモサイトやデモのLINEも、あわせて作りました。

この記事では、どうやって、AIを使って、短縮できたのかを、作業レベルでお見せします。

ここで本題に入る前に、簡単に「AIエージェント」とは何か?をお伝えします。

 

「AIエージェント」とは?

ただ質問に答えるAIではありません。

自分で考えて、調べる・書く・設定するといった"作業"までしてくれるAIです。

指示すれば動く、優秀な部下のようなものだと思ってください。

正直に言うと、難しい作業もありました。

動いている本番サイトを止めずに作り替えたり、大きなデータを移したり。

ここは、10年の経験があったから、できた部分もあります。

でも、安心してください。

難しいことができなくても大丈夫です

AIエージェントを使えば、実績が浅い人でも、入門レベルからサイトやLINEを作れます

そういう人が、これから増えていきます。

これは、AI時代に生き残るWebマーケターの「働き方」そのものの話です。

この記事を読むと、こんなことが分かります。

この記事で分かること

  • AIエージェントで実際にできること――ホームページ制作・LINE構築の活用事例(3章・4章)
  • 一人で3人分の仕事をこなす働き方――どれだけ速く・高品質になるのか(5章)
  • AI時代に生き残るWebマーケターがAIに「奪われる人」と「奪う人」の違い(1章)
  • 次に来るフィジカルAI(ロボット)の時代に、今から備えるべきこと(6章)

この記事を読み終わる頃には、「自分も、できるところから挑戦してみよう」と思ってもらえるはずです。

そして、その先にある「これからの時代、どう生き残るか」まで、一緒に考えていきましょう。

少し長い記事になりますが、最後まで読めば、きっと見える景色が変わります。

 

ヤスとビルドくんの会話

(聞き手は、私の相棒のAI「ビルドくん」です)

ビルドくん
ビルドくん
20ヶ月分の仕事を3ヶ月って、本当にできたんですか?
できました。ホームページとLINE、2社分の大きな仕事を同時に、です。コツは、AIエージェントに“作業”をどんどん任せたことです。
ヤス
ヤス
ビルドくん
ビルドくん
AIエージェントって、チャットのAIとは違うんですか?
違います。質問に答えるだけではなく、自分で調べて、書いて、設定までしてくれる“作業する部下”なんです。
ヤス
ヤス
ビルドくん
ビルドくん
じゃあ、人がやることは何が残るんですか?
「どんな課題を解決するか」を決めることです。ここから、その中身を全部お見せしますね。
ヤス
ヤス
ビルドくん
ビルドくん
楽しみです!

 

1章|AIは仕事を奪わない。奪うのは"AIを使う人"だ

1章|仕事を奪うのはAIを使う人

最初に、この記事で一番伝えたいことを書きます。

世の中では「AIに仕事を奪われる」とよく言われます。

不安を感じている方も多いと思います。

でも、私はこう考えています。

この記事で一番伝えたいこと

  • 仕事を奪うのは、AIではありません。
  • AIを使いこなしている人が、使っていない人の仕事を奪うのです

これは脅しではなく、もう始まっている現実です。

 

大事な結論

だから私たちは「奪われる側」ではなく「使う側」に回らないといけない。

特に、私のようにWebマーケティングで食べていくなら、AIエージェントをフルに使うのは、もはや前提です。

 

仕事が消える「2つのパターン」

これからAIやテクノロジーで仕事が消えていく――そのパターンは、大きく2つに分けられます。

1つ目は、AIが直接、仕事を奪っていくパターン。

内容が決まっていて、マニュアル通りにやれば、誰がやっても結果が変わらない仕事です。

コールセンター、スーパーのレジ、倉庫の荷物の仕分け、事務処理、経理の給与計算…。

ホワイトカラーもブルーカラーも関係ありません。

「正解がある仕事」は、AIが一番得意とするところです。

 

2つ目が、私たちWeb業界にとって、より身近で怖いパターンです。

それは、生成AIを武器にした"なんちゃってプロ"が、どんどん業界に参入してくること。

記事、画像、動画、デザイン、そして――ホームページ制作やLINE構築も、まさにここに入ります。

考えてみてください。

少し前まで、ホームページを1枚作るのは、専門のスキルが要る仕事でした。

でも今は、AIを使えば、実績の浅い人でも、入門レベルのものが作れてしまう。すると何が起きるか。

 

価格競争の正体

作り手が一気に増えて、みんなで単価が下がっていくのです。

「ホームページ作れます」「LINE作れます」だけでは、この価格競争に飲み込まれます。

ここで大事なことを言います。

 

「その仕事が世の中に必要か」と、「その仕事が、あなたじゃないとダメか」は、まったく別の話なのです。

 

では、生き残るのはどんな仕事か

答えは、「あなたじゃないとダメ」と言われる仕事です

やる人によって、出てくる結果(アウトプット)が変わる仕事、と言ってもいい。

たとえば、同じ相談をしても、ある人に話を聞いてもらうと心が軽くなり、別の人だと余計に重くなる――心理カウンセラーのような仕事。

あるいは、ただ確定申告の書類を作るだけの税理士ではなく、「この経費の使い方はやめた方がいい」「ここは広告に投資した方がいい」と、経営にまで踏み込んでアドバイスする"財務コンサルタント"のような税理士。

書類づくりはAIに任せ、その先の"その人にしかできない判断"で勝負しているのです。

これが、私の言う「課題解決力」です。

お客様の本当の困りごとを掘り当てて、その人にしかできない提案をする。

これはコンサルティングそのものであり、AIには簡単に置き換えられません。

私がWebマーケで10年かけて磨いてきたのも、まさにここです。

 

「本当の課題」は、表面には出てこない

具体例をお話しします。

あるペット霊園のホームページを作ったときのことです。

社長は最初、「最近、新規のお客様が減っている。ホームページを新しくしたい」とおっしゃいました。

普通の制作者なら、ここで「では、集客できるおしゃれなサイトを作りましょう」と話を進めます。

でも、それは表面の言葉です。

私は、社長の話を、8割以上、ただ聞くことに時間を使いました。

すると、本当の課題が見えてきました。

社長は、競合他社がやっている派手で品のない客集めのやり方に、強い違和感を持っていました。

そして「そういうことをしない自分は、この時代に必要とされていないのではないか」とまで思い詰めていたのです。

創業から続くこの事業を、自分の代で衰退させたくない。

その誇りと危機感が、痛いほど伝わってきました。

 

つまり、本当の課題は「集客テクニック」ではなく、社長自身の葛藤という、心理的で哲学的な問題だったのです。

 

売り込むのではなく、「翻訳」する

そこで私がやったのは、売り込みでも、説得でもありません。翻訳です。

社長の想いを、こう言葉にして返しました。

「競争して客を奪い合うのではなく、大切なペットを亡くして迷子になったご家族を、そっと案内する。そういう存在になりましょう」と。

これは、社長の心の中にあったけれど、まだ言葉になっていなかったものです。

それを社長自身の価値観の言葉に翻訳して見せた。

だから、深く納得していただけました。

 

このとき提案した内容は100万円を超えるものでしたが、その場で即決でした。

ここで、はっきりさせておきます。

この「本当の課題を掘り当てる」「相手の価値観に翻訳する」部分は、人間にしかできません。ここはAIに任せられない。経験と知見が要ります。

人に会い、信頼を築き、仕事をしながら、身につけていくものです。

必要なのは、次の3つの力です。

 

AIには真似できない、人の3つの力

  • コミュニケーション力・人間関係力:相手の懐に入り、本音を話してもらえる関係をつくる
  • ヒアリング力:表面の言葉でなく、その奥にある"本当の課題"まで深掘りする
  • お願いされる提案力:押し売りではなく、「ぜひお願いします」と言われる提案をする

 

この3つは、人に会い、信頼を築き、仕事をしながらでしか磨けません。

だから、AIには簡単に真似できないのです。

ちなみに、この提案の場面でも、AIエージェントは大活躍しました。

お客様の本当の課題を掘り当てるには、まず徹底的に「調べる」必要があります。

お客様のサイト、SNS、口コミ、競合の状況。

これを人が手で調べると、2週間はかかります。

それをAIに任せると、2日で終わりました。

提案書づくりも、3日かかっていたものが2時間です。

私は、AIが集めてくれた事実をもとに「お客様の売上は、集客と成約のかけ算で決まる。今はここが弱い」と、根拠を持って提案できる。

 

お願いされる提案のコツ

データで納得していただき、ストーリーで決断していただく。

これが「お願いされる提案」の作り方です。

 

課題を考えるのは、人(プロ)。調べる・作る作業は、AI。

この役割分担こそが、これからの働き方の答えだと、私は思っています。

そして、ここからが今回の本題です。

「課題」が決まったあと、実際にホームページやLINEを"作る作業"を、AIエージェントがどこまでやってくれたのか。

簡単なものから、プロでも難しいものまで、具体的にお見せします。

 

ヤスとビルドくんの会話

ビルドくん
ビルドくん
AIに仕事を奪われるのが、やっぱり怖いです……。
奪うのはAIではなく、“AIを使う人”です。作業だけの仕事は消えていきますが、課題を解決する仕事は残ります。
ヤス
ヤス
ビルドくん
ビルドくん
課題解決って、具体的には何をするんですか?
お客様自身も気づいていない“本当の困りごと”を掘り当てて、AIに渡せる形に翻訳することです。
ヤス
ヤス
ビルドくん
ビルドくん
翻訳する人になれば、AIは敵じゃなくて味方ですね。
その通りです。ここからは、その味方がどこまで働いてくれるかを見ていきましょう。
ヤス
ヤス

 

2章|AIエージェントでブログ記事を書く|競合調査・執筆・画像まで

2章|ブログ記事もAIと一緒に作る

まず、このブログ自体の話をします。

実は、あなたが今読んでいるこの記事も、AIエージェントと一緒に作っています。

SEO型ブログ記事を1本仕上げようとすると、簡単な仕事ではありません。

狙うキーワードを決め、上位の競合記事を10本も読み込んで構成を研究し、何を書けば差別化できるか考え、本文を書き込み、装飾を整え、画像を用意する。

常に、1記事書くのに約2週間以上かかります

その一つひとつを、今はAIエージェントが手伝ってくれます。

 

AIが手伝ってくれること

  • 競合調査:「このキーワードで上位の記事を調べて」と頼むと、上位サイトのタイトル・文字数・見出し構成を一覧にしてくれる。何時間もの調査が、数分です。
  • 差別化の切り口さがし:競合が触れていないテーマを見つけて「ここが空いている」と教えてくれる。
  • 本文の下書き:構成が決まれば、下書きを一気に書いてくれる。私はそれを、自分の体験や言葉に直していく。
  • 装飾と画像:吹き出しや囲み枠、アイキャッチや図解も作ってくれる。しかも出来上がった画像を自分で見直して「この章は内容がずれているから作り直し」と、自己チェックまでする。

 

ブログは、会社員時代から続けてきました。

 

AI時代のブログ術

大事なのは、AIに任せられる作業はどんどん任せて、自分は「読者に何を伝えるか」という一番大事なところに集中すること。

 

AIが記事を書いて、私がチェックしながらブラッシュアップすることで、記事の数も質も上げられる。

これも立派な「AIで仕事を生み出す」ということです。

 

ヤスとビルドくんの会話

ビルドくん
ビルドくん
このブログも、本当にAIと一緒に書いているんですか?
そうです。競合調査は数分で終わり、下書きも一気に書いてくれます。
ヤス
ヤス
ビルドくん
ビルドくん
じゃあ、ヤスさんは何をしているんですか?
「読者に何を伝えるか」を決めて、自分の体験と言葉に直すことです。ここは人の仕事です。
ヤス
ヤス
ビルドくん
ビルドくん
役割分担すれば、記事の数も質も上げられるんですね。
それも立派な「AIで仕事を生み出す」ということです。
ヤス
ヤス

 

3章|AIエージェントでホームページ制作|できることをレベル別に紹介

3章|ホームページ制作でAIができること

この章からが、私が、この記事でお伝えしたいことになります。

今回、2つの大切なクライアント様から同時にご依頼をいただき、2つのサイトを並行して作りました。

そこでAIエージェントが実際にやってくれたことを、簡単なレベルから専門家レベルまで、4段階でお見せします。

今回、サイトは、WordPressで制作しています。

 

今回制作したサイト

 

正直にお伝えします。

レベル3とレベル4のような高度な作業は、経験がある分、乗りこなしやすかった面はあります。

でも、レベル1とレベル2なら、実績が浅い人でも、頼むだけでできます。

自分にできそうなところからトライしてみてください。

 

レベル1|手作業の肩代わり(誰でも頼める単純作業)

① 写真のサイズをそろえる

ホームページに載せる写真は、もとのサイズがバラバラです。

これを1枚ずつ加工するのは大変。

AIエージェントに「全部このサイズに統一して」と頼むだけで、きれいにそろいます。

写真サイズのそろえ方 Before/After

② スマホで写真を2列に並べる

パソコンとスマホでは、画面の幅が違います。

PCでは3列で並ぶ写真も、スマホでは1列になり、縦に長く間延びして見づらくなります。

今回は、スマホでは2列にきれいに並ぶよう、AIがパソコンを操作して設定してくれました。

スマホでは2列に切り替わる表示(サンテレコム採用サイト)

③ 重い動画を軽くする

トップに動画を置きたくても、容量が大きいとスマホで止まります。

AIが、スマホでもスムーズに見られる容量に、一瞬で圧縮してくれました。

さらに、横長の動画はスマホでは小さく見づらい。

そこで、PC用のオリジナル動画から「縦長」「正方形」など複数サイズを自動で作り、容量も圧縮して、見比べられるようにしてくれました。

動画の容量Before/After・サイズ比較

④ 何十枚もの写真を、1枚の一覧にまとめる

ホームページ制作で、写真選びは最も重要な作業のひとつです。

何十枚もの候補から「どれがいいか」を選ぶ。

それがサイトの何十か所もあるので、ふつうは何十日もかかる、根気のいる作業です。

今回、これをAIが助けてくれました。

プロのカメラマンが撮った写真を全部縮小して1枚の一覧にまとめてくれるので、見比べながらサッと選べます。

しかも「どの写真が最適か」までアドバイスし、選んだら自動でサイトに挿入までしてくれました。

写真の一覧シート(サンテレコムショップ店内写真のコンタクトシート)

 

まずはここから

このレベルは、専門知識ゼロでも今日から頼めます。

レベル2|分析して、"最適"を出してくれる

① 競合サイトを分析して、構成を提案

サイトの構成を考えるとき、一番重要なのが、競合サイトを調べて最適な構成を見つけることです。

今までは、競合他社のサイトを1つずつ見て、スクショして、一覧にまとめて、「どんな構成がいいか」を検討していました。

何十日もかかる、しかし最も重要な作業です。

今回は、AIに「このキーワードでWeb検索して、同業サイトを分析して、構成を一覧にして」と頼むと、数十分でExcelの一覧にしてくれます。

数回のやり取りはありますが、市場調査と分析が1日で完了しました。

さらに「同業サイトの構成を見て、最適な構成を分析して」と頼むと、「ここは動画を使っている」「この順番が伝わりやすい」と、どの構成が最適かの方向性まで提案してくれます。

素人が一番つまずく「どんな構成が正解か」に、答えをくれます。

AIが出した構成提案の画面(井上さん用意)

② サイトの文章をまとめる

サイトに載せる文章を一から書くのは、時間がかかります。

トーンを既存サイトに合わせ、競合と差別化し、と考えることが多い工程です。

今回は、今ある古いサイトや競合サイトを読み込ませて「この内容を踏まえて、新しいサイトの文章をまとめて」と頼むだけ。

各ページの文章のたたき台を、まとめて作ってくれました。

私はそれを自分の言葉に直すだけ。

文章で悩む時間が、大きく減りました。

③ 打合せメモから「やることリスト」を作る

まず、打ち合わせ時要望があった修正点をまとめた議事録を書きます。

また、打ち合わせ後に、修正点の資料を送付してもらいます。

その後、議事録やいただいた資料と今のサイトを見比べて「どこを直すか」を洗い出して、修正していきます。

この作業は、地味に骨が折れ、抜け漏れも起きやすい作業です。

今回は、議事録や資料と今のサイトを突き合わせて、「ここを直す」「これを足す」という作業リストをAIが自動で作成。

 

優先順位までつけてくれたので、やることが一目で分かりました。

また、リストを作るだけではなく、WordPressの管理画面から、直接、自動で直してくれました。

④ 全ページのリンクと表示を総点検

ページ数が多いサイトは、リンク切れや表示崩れを1ページずつ目で確認します。見落としも多い作業です。

今回は、完成後に全ページのリンクと表示をまとめてチェック。

実際に、古いページを指したままになっていたリンクを見つけて直してくれました(最終確認だけは自分で)。

公開後に「リンクが切れていた」という事故を防げます。

⑤ お客様の声を自動できれいに並べる

お客様からいただいた感想画像は、何十枚もあります。

これを画面幅に合わせて並べ替えるのは、手作業だと丸一日仕事です。

今回は、何十枚もの感想画像を、パソコンは3列・スマホは2列に自動で並べ替え、タップで拡大できるようにしてくれました。

丸一日かかる作業が、数分です。

お客様の声(PC3列)の実例

⑥ トップ動画の見せ方を提案

トップに流す動画は、サイトの第一印象を決める、大事な部分です。

長い素材動画から、どの場面を、どの順番で、30秒にまとめるか。

これを考えるのは、センスも時間も要ります。

今までは、動画を何度も見返して、使える場面を書き出し、絵コンテを描いて…と、試行錯誤していました。

今回は、AIが2分の素材動画を見て、サイトに使える30秒の構成案を作成。

さらに、文字(テロップ)を入れる位置の候補まで、3つ出してくれました。

 

私は、そこから選ぶだけです。

レベル3|"専門設定"を、頼むだけで(普通は制作会社に頼む仕掛け)

ここからが「えっ、そこまで!?」というレベルです。

普通なら専門の制作会社に頼むしかない"仕掛け"を、AIは頼むだけで形にしてくれます。

① 追従メニュー(スクロールしても消えない目次)

ページの右下に、スクロールしてもずっと付いてくる「≡(メニュー)」ボタン。

これは専門のプログラムを書かないと作れず、素人にはまず無理です。私もやり方が分かりません。

でもAIに頼んだら、指で押しやすいサイズ(パソコンは大きめ、スマホは少し小さめ)まで考えて、設置してくれました。

追従する目次ボタン。押すとメニューが開く(サンテレコム採用サイト)

② 常時表示の問い合わせボタン

スマホの画面下に、スクロールしても消えない問い合わせボタンを常に出したい。

これも普通は専門知識が要りますが、一言で実現してくれました。

お客様が「問い合わせたい」と思った瞬間に、いつでも押せます。

常時表示の相談ボタン(電話・LINE・WEB予約)

③ 資料から、スライド式の「よくある質問」を自動で作る

社長から、紙のQ&A資料をもらいました。

これを、質問をクリックすると答えがスルッと開く「スライド式のよくある質問」にしたい。

普通なら、専門の実装が必要です。

AIに資料を渡すだけで、自動で組み立ててくれました。

しかも、最初うまく開かない不具合があったのですが、その原因まで自分で見つけて直してしまいました。

よくある質問。質問をタップすると回答が開く(サンテレコム採用サイト)

④ 「ただの文字」を、押したくなるボタンに

リンクが、ただの文字に見えて、ボタンだと気づかれない。

これだとクリックされません。

AIが、本番サイトと同じ色や「+」マーク付きの、思わず押したくなるボタンに変えてくれました。

文字→ボタンのBefore/After

⑤ 本番サイトのヘッダーを読み取って再現

今動いているサイトの上部(ヘッダー)――ロゴ、電話番号、ボタンの文言、メニュー構成。

これを新しいサイトにそっくり再現するのは、1つずつ目で確認して作り直す手間がかかります。

AIは、その構造ごと読み取って、自動で再現してくれました。

旧ヘッダー→新ヘッダーの比較

⑥ スクショを見せれば、原因を当てて直してくれる

やり方が分からない設定も、画面のスクリーンショットを見せるだけで解決します。

「ここがおかしいんだけど」とスクショを送ると、何が問題かを突き止めて、直すところまでやってくれます。これは本当に心強い。

「スクショを送る→AIが直す」やり取り例(井上さん用意)

レベル4|専門家レベルの、高度な作業(プロでも難しい)

① 本番を止めずに、安全に作り替える

ふつう、ホームページを一から作るのは、そう難しくありません。

難しいのは、すでにお客様が見ている本番サイトを、止めずに新しいものへ入れ替えることです。

下手にいじると、サイトが壊れて、お客様に見せられなくなります。

だから普通は、専門知識のある人が、慎重に作業します。

今回は、AIが、サーバー内に、本番サイトをそっくり複製した「テスト環境」を作り、そこで新しいテストサイトを仕上げます。

クライアントさんにテストサイトを見てもらって、完成させた後に、サーバー内のデータを入れ替えます。

AIが、一瞬で本番サイトを完成させてくれました。

 

本番には一切触れないので、とても安全に、作業が進みました。

本番サイトとテスト環境(クローン)の図

② 「容量が大きすぎて移せない」壁を、自力で越える

サイトを移すとき、「データが大きすぎて移せません」という壁にぶつかることがあります。

ここで、たいていの人は、作業が止まってしまいます。

今回も、この壁にぶつかりました。

でもAIが、中身を分析して「動画を別にすれば移せる」と判断。

データを移せる大きさに分割・圧縮して、移行を成功させました。

大きすぎて移せない→分割して移す図

③ 壊れたサイトを、元通りに復旧

今回、テスト環境を作る時、WordPressのバージョンが古く、サイトが真っ白になるという問題が発生しました。

本番サイトで作業していたら、大きな問題になるところでした。

普通なら、ここで大パニックですよね。

今回、AIが「バックアップがあるので大丈夫です」と落ち着いて、問題の箇所を見つけてくれました。

そして、AIがサーバー内のデータを修復して、最初とまったく同じ状態に、完全復旧してくれました。

④ 古いページを、安全に片付ける

本番サイトのテーマを入れ替えた場合、表示が崩れて、新しくページを作り直す必要がありました。

その場合、同じようなページを新たに作って、入れ替える必要があります。

今回は、AIが、生きているリンクを新しいページに貼り替えてから、古いページを「ゴミ箱(あとで戻せる)」へ移してくれました。

いきなり削除しないので、安心です。

⑤ 安全への配慮まで、自動で

AIがWordPressの管理画面で、画像をアップするのに、一時的なパスワードが必要になる場面がありました。

今回は、AIが、使い終わった瞬間に、そのパスワードを自分で削除してくれました。鍵を置きっぱなしにしない。

こういう細かい安全配慮まで、勝手にやってくれます。

こうして、ホームページ制作の、ほとんどすべての作業をAIが手伝ってくれました。

出来上がった逢の杜ペット霊園のサイトやKCS・HDのサイトは、Web制作会社を経営されている方に見てもらいました。

 

プロの制作会社からの評価

「派手な仕掛けがなく誠実」「お客様目線で導線が描けている」「シンプルで見やすい」と評価していただき、クライアントさんからも喜んでもらいました。

この章の要点

この章のポイント

  • ホームページ制作はレベル1〜4まで、頼み方しだいでここまでできる
  • レベル1・2(写真の下準備・競合分析)は実績が浅い人でも頼むだけ
  • レベル3の専門設定(追従メニュー・FAQ)も、頼むだけで形になる
  • レベル4は本番を止めずに安全に作り替えられる

ヤスとビルドくんの会話

ビルドくん
ビルドくん
本番のサイトを触るのは、怖くないんですか?
だから“そっくり複製”したテスト環境で作業するんです。本番には一切触れません。
ヤス
ヤス
ビルドくん
ビルドくん
「容量が大きすぎて移せない」ときは、どうしたんですか?
AIが中身を分析して、分割・圧縮して移してくれました。普通なら、ここで作業が止まってしまうところです。
ヤス
ヤス
ビルドくん
ビルドくん
レベル1や2なら、私にもできそうな気がしてきました。
そうなんです。頼むだけでできるところから始めればいいんです。
ヤス
ヤス

4章|AIエージェントでLINE構築|できることをレベル別に紹介

4章|LINE構築でAIができること

次はLINEです。

お店や会社が「LINE公式アカウント」でお客様とつながり、予約や問い合わせを受けるのが当たり前になってきました。

これを作るのも、AIエージェントの得意分野です。

今回、逢の杜ペット霊園のLINEを、拡張ツール「エルメ」を使って構築させていただきました。

火葬前と火葬後で、リッチメニューを切り替える仕組みです。

同じく4段階のレベルで、AIを使って、どのように効率化させて、短期間で構築できたかの事例を紹介します。

レベル1|手作業の肩代わり

① 数十枚のカードのテキスト入力

LINEのメニューは「カルーセル」という、横にスクロールするカードを並べて作ります。

今回は、火葬プラン・サービス紹介・法要納骨・よくある質問など、合わせて数十枚のカードが必要でした。

今までは、このカード1枚ずつに、管理画面で手入力していました。

 

カード入力で任せた作業

  • カードのタイトルを打つ
  • 説明文を打つ
  • ボタンの名前を打つ
  • これを、カードの数だけ、ひたすら繰り返す

1枚作るのに半日、数十枚そろえると2週間はかかる作業です。

途中で集中が切れて、誤字も出ます。

今回は、AIがこの数十枚分のテキストを、一気に入力してくれました。

私は中身を確認するだけなので、ほぼ1日で完了できました。

LINEカルーセル(カード)の実物(井上さん用意)

② 言葉づかいを、全部そろえる

ペット霊園では、言葉づかいがとても大切です。

クライアントさんからの指摘で、今回も「ペットちゃん→ペットさん」「ご葬儀→火葬」「お骨拾い→お骨上げ」などと、ご家族の気持ちに寄り添った言葉に統一する必要がありました。

今までは、この言い換えを、60枚を超えるカード・あいさつ文・よくある質問まで、すべて目で探して直していました。

数が多いので、必ず数か所、古い言葉がやり残されます。

「ボタンの文字だけ昔の言葉のままだった」というミスは、本当によく起きます。

 

今回は、AIが全部のカード・文章を横断して、一括で統一してくれました。やり残しは、ゼロです。

③ 写真の棚卸しと、カードへの割り当て

LINEに使う写真は、複数のカメラマンが撮影した写真、サイトのメディアにある画像や写真、社内で撮影された写真と、各フォルダー内に、あちこちに散らばっています。

今までは、「どの写真が、どのカード用に最適か」を探すだけで、ひと苦労でした。

今回は、AIが複数のフォルダを読み込んで、「この写真はこのカードに」と割り当ててくれました。

足りない写真は、勝手に埋めず「これは社長に依頼して」と正直に教えてくれるので、抜けも防げます。

そして、今回、数十枚のカード用画像が必要でしたが、これらの中から選定して、自動で、画像編集して、数十枚の画像を作ってくれました。

④ 画像を、LINEの表示枠にぴったり合わせる

LINEのカードや画像には、決まった表示サイズがあります。

これに合っていないと、画像が粗くなったり、左右が切れたりします。

今までは、画像ソフトで1枚ずつ、サイズを合わせてトリミングし、書き出していました。

今回は、AIが、規定のサイズにきれいに調整してくれました。

レベル2|分析して、"最適"を出す

① 同業他社のリサーチ

例えば、LINEのリッチメニューを、どんな構成にするのかを検討するのが大変です。

今までは、同業他社のLINEを1つずつ友だち登録して、メニューを開いて、構成をメモして…と、手探りで調べていました。

今回は、AIが、同じペット霊園のLINEを全国規模で調べ、プロの視点で、どんなリッチメニュー構成にしたらいいかを示してくれました。

 

リッチメニューはLINEの顔

リッチメニュー画像は、LINE公式アカウントの「顔」になる大事な部分です。

今までは、Canvaなどでワイヤーフレーム(下書きの枠組み)を使って画像を作っていました。

この作業が大変で、制作に長時間を要していました。

しかし今回、リッチメニューはAIで制作しました。

デザインのイメージと、クライアントさんのペット霊園への想いを伝えて、スピーディーに、かつ入念に仕上げていったおかげで、高品質のリッチメニューが短期間で完成しました。

完成までには、多くの試作品を作っては改善する、を繰り返して仕上げていった経緯があります。

② 受付フォームの設計

LINEで予約や問い合わせを受けるには、「受付フォーム」が必要です。

ここで何を聞くかを決めるのが、意外と難しい。

今までは、自己流で項目を作って、後から「電話番号を必須にし忘れた」「この項目が抜けていた」と気づくことがよくありました。

今回は、他社の受付フォームを参考に、AIが受付フォームを16項目で設計してくれました。

 

受付フォームの設計指示

  • 「電話番号(必須)」のように、入力形式や必須・任意まで指定
  • 送信されたら、自動で返信
  • 「受付完了」の印(タグ)をつける
  • 担当者に通知する

ここまでを、まとめて提案してくれました。

問い合わせの取りこぼしを防ぐ仕組みごと、できあがります。

LINE受付フォームの実物(井上さん用意)

③ お客様の動線づくり

1つのメニューに、あれもこれもと詰め込むと、お客様は迷ってしまいます。

今回は、AIがメニューを「火葬の前」と「火葬の後」で分けて設計してくれました。

お客様は、今の自分の状況に合った入口を、すぐ選べます。

火葬の前/後でメニューが切り替わる図

④ 参考と、自社の決まりごとを切り分ける

他社を参考にしつつ、自社の方針は守りたい。

ここを混同すると、他社の丸パクリになってしまいます。

今回は、「ここは他社を参考に、ここは逢の杜の確定仕様で」と伝えると、AIがきちんと切り分けて、自社の方針を軸に設計してくれました。

レベル3|"専門設定"を、頼むだけで

① カルーセル(横スクロールのメニュー)の構築

カルーセルとは?

「カルーセルって何?」という人も多いと思います。

横にスクロールして選ぶ、あのカード型のメニューです。

今までは、カードの枚数、並び順、1枚ずつのボタン設定を、管理画面でポチポチと作っていました。

そもそも「仕組みを理解する」ところから始めないといけません。

今回は、火葬プラン・よくある質問・法要納骨…が並ぶカルーセルを、頼むだけで組み立ててくれました。

各カードに、本文・画像・ボタンまで割り付けて、完成です。

構想を伝え、使えそうな写真や画像をフォルダーに入れただけで、カルーセル用の画像を作り、各設定もAIが自動で作りこんでくれました。

そのおかげで、通常1.5ヶ月かかる仕事が、約2週間で完成しました

完成したカルーセルの実物(井上さん用意)

② ボタンの動きの振り分け

カードのボタンは、押した先の動きを、1つずつ決める必要があります。

「このボタンは電話をかける」「これはサイトを開く」「これは別のメッセージを送る」と。

今までは、これをボタンの数だけ、手で設定していました。

今回は、AIが一括で振り分け。

「お電話で確認する(24時間受付)」を押すと電話に、別のボタンを押すと詳しい説明のメッセージに、というように、押した先の動きまで一枚ずつ丁寧に設定してくれました。

ボタンと動作の対応図

③ リッチメニュー画像の作成

リッチメニューとは?

LINEの一番下に、いつも表示される升目状のメニュー。

これが「リッチメニュー」です。

今までは、この升目の画像をデザインソフトで作り、「どこを押したら何が起きるか」のタップ範囲を、ピクセル単位で合わせていました。ここが一番の難所です。

今回は、AIがリッチメニューの画像を作り、タップ範囲まで合わせて設定。

実機でテストして、文字の大きさなどを何度も直しながら仕上げてくれました。

リッチメニュー画像の実物(井上さん用意)

④ 「火葬の流れ」の図や、カード画像の作成

サービスの流れ図や、各カードに使う画像。

文字を入れて、きれいに中央にそろえて…と、地味に手間がかかります。

今までは、自分でソフトを使って作っていました。

今回は、写真を加工して文字を入れた、流れ図やサービスカードの画像を、AIがたくさん作ってくれました。

 

写真加工のスキルがなくても、文字入りの画像が量産できます。

(正直に言うと、LINEの画像はほぼ全部AIが作りましたが、ホームページのデザイン性が強い画像は、私がAIに相談しながら自分で作りました。)

「火葬の流れ」の図・カード画像(井上さん用意)

レベル4|専門家レベルの高度作業

① 修正依頼を、資料を見て正確に反映

「ここ直して」という依頼は、社長やご担当者から、何度も来ます。

今までは、そのたびに「どのカードの、どこか」を探して、手で直していました。

数が多いと、直し漏れも起きます。

今回は、AIが社長の資料や仕様書を読んで、該当するカードを自分で特定し、正確に反映してくれました。

口頭の「直して」が、資料を起点に、機械的に正しく直ります。

② デモから本番へ、一気に作り直す

LINE構築では、まず練習用の「デモ」を作り、それを本番のアカウントに作り直すことがあります。

これが、読み取り間違いが一番起きやすい、最難関の作業です。

今までは、デモを見ながら、本番をほぼ一から手で作り直していました。

「デモにはあった項目が、本番では抜けていた」ということが起きがちで、デモと本番で、倍近い手間がかかります。

今回は、まったく違いました。

 

step
1
デモの中身を、仕様書に書き出す

AIがデモの中身(カルーセル・よくある質問・フォーム・メニュー構成)を一つひとつ仕様として書き出し、その仕様を一旦コピー。

 

step
2
画像とテキストを差し替える

あとは画像とテキストを直すだけで、一気に本番のLINEを構築してくれました。

 

step
3
一気に本番を構築

本番の構築が、実質2週間ほどで終わったのです

「デモは作ったのに、本番は別物」も防げます。

デモ→本番への再構築の図

③ エラーは自動で回避し、できないことは正直に人へ

LINE構築は、原因不明のエラーがよく出ます。

素人なら、ここで手が止まってしまいます。

今回は、AIが、文字化けやフリーズといった落とし穴を、自分で回避してくれました。

一方で、画像のアップロードのようにAIにはできない作業は、「ここは人がやってください」と正直に切り分けてくれる。

だから、作業全体が止まりません。

④ 夜に指示して、朝に成果

今までの作業は、人がずっと張り付いている必要がありました。

今回は、「私の判断で進めておいて」と夜に頼んでおくと、翌朝にはメニューの調整や、全体の整合性チェックまで進んでいました。

まさに「夜に指示して、朝に成果」です

夜に指示→朝に完成の図

LINE構築、本来はどれだけかかるのか

ここまでが、LINEで仕組みを作る工程です。

本来、LINEをゼロから作ろうとすると、これだけの手間がかかります。

 

LINE構築に本来かかる手間

  • 構想・市場調査・設計図(全体の流れを書く)だけで、約1ヶ月
  • そこからの構築(練習用のデモを含む)で、約1.5ヶ月
  • さらに今回は、デモと本番の2つを作る必要がありました

普通なら、デモを作ったあと、本番でまた一から作り直します。倍近い手間です。

でも今回は、AIがデモの仕様をそのままコピーして、画像とテキストを直し、一気に本番を構築してくれました。

その結果、本番のLINE構築は、実質2週間ほどで終わりました。

本来なら数ヶ月かかる仕事が、です。

ただし、ひとつだけ注意

ここまで読むと「AIに全部任せればいい」と思うかもしれません。

でも、ひとつだけ注意があります。

AIエージェントは万能ではありません。

 

ハルシネーションとは?

ときどき、もっともらしい顔で間違える――AIが"それっぽい嘘"をつく「思い込み(ハルシネーション)」という現象もあります。

 

注意ポイント

だから、最後のチェックと責任は、必ず人間が持つこと。

公開ボタンを押すのも、品質の最終判断をするのも、人です。

AIに丸投げするのではなく、優秀な部下を率いる監督の感覚で使う。

これが、うまくいく一番のコツです。

この章の要点

この章のポイント

  • LINEはカルーセル・受付フォーム・リッチメニューまで頼むだけ
  • 最難関のデモ→本番の再構築も、AIが仕様書に書き出して一気に構築
  • 通常1.5ヶ月かかるカルーセル構築が、約2週間で完成

ヤスとビルドくんの会話

ビルドくん
ビルドくん
LINE構築が約2週間って、どれくらいすごいんですか?
設計図を書くだけで約1ヶ月かかる世界です。カルーセルも、通常1.5ヶ月の仕事が約2週間で完成しました。
ヤス
ヤス
ビルドくん
ビルドくん
一番むずかしいのは、どこなんですか?
デモから本番への作り直しです。AIがデモの中身を仕様書に書き出して、一気に本番を構築してくれました。
ヤス
ヤス
ビルドくん
ビルドくん
夜に頼んで、朝には進んでいるって本当ですか?
本当です。「私の判断で進めておいて」と頼めば、翌朝には調整まで終わっています。
ヤス
ヤス

5章|一人で3人分の仕事を3ヶ月で|AI活用でどれだけ速くなったか

5章|一人で3人分の仕事を3ヶ月で

ここで、今回のプロジェクト全体を、数字で振り返ります。

これが、AIエージェントの本当の威力です。

このホームページとLINE、通常ならどれくらいの手間がかかるか、ご存じでしょうか。

競合調査から構成設計、複数サイトの制作まで含めると、ホームページで延べ15ヶ月分、LINE構築で延べ5.5ヶ月分――合わせて約20ヶ月分の作業量です。

これは、一人でやれば20ヶ月かかる、という意味です。

でも今回は、急ぎの案件でした。

3ヶ月で仕上げないといけません。

 

20ヶ月分を3ヶ月で――単純に割り算すれば、6〜7人がかりの仕事です。

チームで分担して効率を上げても(正直、2倍の効率を出すのは簡単ではありませんが、仮にできたとしても)、最低3人のプロは必要でしょう。

それを今回、私は一人で、AIエージェントを相棒に、実質3ヶ月(3月〜6月)で完成させました(2月に提案・受注)。

逢の杜とKCS-HD、2つの大切なクライアント様の大きなプロジェクトを同時に、本番そっくりのデモまで作りながら、高品質に仕上げて、です。

 

一人なら20ヶ月、急ぎなら本来6人、効率化しても最低3人のプロが必要な仕事を、私はたった一人+AIチームで、3ヶ月で。

数字を並べるとこうです(あくまで目安ですが):

 

AIで、これだけ速くなりました(目安)

  • 提案のための市場調査:2週間 → 2日
  • 提案書づくり:3日 → 2時間
  • 写真の一括サイズ調整・選定:丸一日 → 数分

なぜ、ここまで変わるのか。

普通、ホームページやLINEを作るには、「調べる人」「文章を書く人」「画像を作る人」「設定する人」と、それぞれの作業に時間と人手がかかります。

だからチームで分担するのです。

AIエージェントは、その役割を、一人ひとり引き受けてくれます。

 

調べ役、書き役、画像役、設定役――いわば、自分専用の「AIチーム」です。

私は、そのチームを率いる監督として、一人で何人分もの仕事を回せたのです。

だからこそ、これからの時代は、AIエージェントで「自分専用のAIチーム」を作ることが必須だと、私は考えています。

一人のプロが、AIチームを率いて、3人分6人分の仕事をこなす。

それが、これからの働き方です。

ここで、もう一つ大事なことを。

実は、調べれば自分でできることも多いです。

 

AIが潰してくれる3つの壁

でも、「調べる時間」が、とんでもなくかかる。

やったことのない作業は、不安です。試行錯誤の連続です。

何より、動いている本番サイトを壊すリスクが、本当に怖い。

 

AIエージェントの真価

AIエージェントは、その「調べる工数」「不安」「壊すリスク」を、まとめて潰してくれる

だからこそ、一人で、これだけのスピードと品質が出せたのです。

これは、ただの時短ではありません。

一人のプロが、チーム一つ分の仕事をこなせるようになった、ということです。

この章の要点

この章のポイント

  • 20ヶ月分の仕事を、一人で3ヶ月で完成
  • 市場調査 2週間→2日/提案書 3日→2時間/写真整理 丸一日→数分
  • AIは調べ役・書き役・画像役・設定役の“自分専用チーム”になる

ヤスとビルドくんの会話

ビルドくん
ビルドくん
数字で見ると、すごさがよく分かりますね。
一人なら20ヶ月、急ぎなら本来6人がかりの仕事を、一人“AIチーム”で3ヶ月でした。
ヤス
ヤス
ビルドくん
ビルドくん
AIチームって、どういうことですか?
調べ役、書き役、画像役、設定役。それぞれの作業をAIが引き受けてくれる、自分専用のチームです。
ヤス
ヤス
ビルドくん
ビルドくん
自分でできることでも、AIに任せる意味はあるんですか?
あります。調べる時間と、やったことのない不安と、本番を壊すリスクを、まとめて潰してくれますから。
ヤス
ヤス

6章|人とロボット、どちらが安い?|次に来るフィジカルAIの時代

6章|次に来るフィジカルAIの時代

ここまで、AIエージェントがパソコンの中で働く話をしてきました。

でも、変化はパソコンの中だけにとどまりません。

 

フィジカルAIとは?

次に来るのは、フィジカルAI――体を持って現実世界で動く「ロボット」です。

少し、具体的な数字で考えてみましょう。

ここからは、ある未来予測の専門家が試算していた計算を、私なりに整理してお伝えします。

まず、人の場合。

製造業で働く30代の平均年収は、調べると約465万円でした。

ただ、会社が払っているのはこれだけではありません。

健康保険、厚生年金、労災・雇用保険といった社会保険、さらにデスクやユニフォームなどの備品代まで含めると、ざっと年200万円ほど上乗せになります。

つまり、会社が一人にかけているコストは、年間およそ665万円

働けるのは、1日8時間×年間240日約1,920時間

 

これを時給に直すと、約3,400円になります。

次に、ロボットの場合。

テスラのイーロン・マスクは、同社の人型ロボット「オプティマス」を、量産時に2〜3万ドル(約300〜450万円)で販売すると公言しています(2025年の株主総会などでの発言)。

ここでは、その上限である450万円で計算してみます。

メンテナンス費を多めに200万円加えて、650万円。

これは会計上「産業用設備」に分類され、7年かけて費用に計上(減価償却)します。

すると、1年あたりのコストは約93万円

一方でロボットは、自分でバッテリーを替えながら、1日22時間(メンテの2時間を除く)×年間355日約7,810時間働けます。

これは、人間の約4倍の労働時間です。

 

年93万円を7,810時間で割ると――時給は、なんと約120円

 

並べてみてください。人=時給約3,400円。ロボット=時給約120円。もう、桁が違います。

しかも、ロボットは4倍長く働く。

たとえ1時間あたりの仕事量が人間の4分の1だったとしても、4倍働くので、結局1日の終わりには仕事量で追いつかれてしまうのです。

さらに、恐ろしいのはここからです。

ロボットは、これから進化して仕事の質が上がっても、時給はむしろ下がっていきます。

メーカー同士が価格競争をするからです。

120円が、110円100円90円…と。

一方で人間は、熟練すれば「給料を上げてください」となる。

 

この逆転がポイント

ロボットは賢くなるほど安くなり、人は賢くなるほど高くなる。

この逆転が、もう目の前まで来ています。

実際、ある大手金融機関は「2028年ごろから、工場やサービスの現場で、人型ロボットが人間の仕事を代わり始める」と予測しています。

海外では、すでに有名自動車メーカーの工場で、人型ロボットが試験的に働き始めています。

経営者の立場で、冷静に考えてみてください。

愚痴も言わず、ボーナスも要求せず、24時間働き、しかも時給はどんどん下がっていく。

 

同じ仕事をしてくれるなら、どちらを選ぶでしょうか。

 

置き換わる仕事の条件

繰り返しの決まった作業であればあるほど、答えは残酷なほどはっきりしています。

これは遠い話ではありません。

たとえば、携帯ショップの受付のような、手順が決まったルーティン業務。

工場の単純作業、倉庫の荷物運び、清掃――決まった動きの繰り返しは、どんどんロボットの仕事になっていきます。

こうした仕事は、これからフィジカルAIに置き換わっていくでしょう。

身近な例も挙げます。

私の妻は、ペットを飼いたいと言っています。

でも、この年齢になると「本当に最後まで世話ができるのか」と考えると、なかなか踏み切れません。それでも、癒やしは欲しい。

そんなとき、これからは、ペット型のロボット――フィジカルAIが、その役割を担ってくれるかもしれません。

 

生き物を飼えない人の、心の支えになる。

そういう未来も、もうすぐそこまで来ています。

だから、お伝えしたいことがあります。

 

波が来る前に

この波が来る前に、AIを「使う側」に回りましょう。

そして、ロボットには代えられない「人にしかできない仕事」――お客様の課題を掘り当て、心に寄り添って提案する力――を、今のうちに磨いておきましょう。

ロボット
時給 約3,400円 約120円
年間の労働時間 約1,920時間 約7,810時間(約4倍)
これから 賢くなるほど高くなる 賢くなるほど安くなる

 

この章の要点

この章のポイント

  • 人=時給約3,400円、ロボット=時給約120円。しかも4倍長く働く
  • ロボットは賢くなるほど安くなり、人は賢くなるほど高くなる
  • 波が来る前に、AIを「使う側」

ヤスとビルドくんの会話

ビルドくん
ビルドくん
ロボットの時給が約120円って、本当ですか……?
試算ではそうなります。人は時給約3,400円ですから、桁が違います。しかも4倍長く働けます。
ヤス
ヤス
ビルドくん
ビルドくん
人間の仕事、なくなっちゃうんじゃ……。
決まった繰り返しの作業は、置き換わっていくでしょう。でも、お客様の課題に寄り添う仕事は残ります。
ヤス
ヤス
ビルドくん
ビルドくん
だから、波が来る前に「使う側」に回るんですね。
そうです。この記事をここまで読んだあなたは、もう一歩目を踏み出しています。
ヤス
ヤス

まとめ|「作れる」だけの時代は終わった

まとめ|「作れる」だけの時代は終わった

最後に、大事なことなので、もう一度繰り返します。

AIに仕事は奪われません。

奪うのは、AIを使う人です。

「ホームページを作れます」「LINEを作れます」。

それだけなら、これから誰でもできるようになります。

 

価値があるのは、その先です。

生き残る働き方

  • お客様の本当の課題を掘り当て、運用まで見据えて設計し、その上で、作業はAIエージェントに任せて、爆速で・高品質に仕上げる。
  • これが、これから生き残る働き方です。

 

今日お見せしたとおり、私はAIエージェントを「AIチーム」として率い、一人なら20ヶ月、効率化しても最低3人は必要な仕事を、一人・3ヶ月で仕上げました。

難しい部分では、10年の経験が活きた場面もありました。

そして同時に、こうも言えます。

ここまでのレベルでなくても、ホームページやLINEの実績が浅い人でも、AIエージェントを使えば、入門レベルなら十分に作れる時代になりました。

まずは、レベル1の、できそうなことから一つ、頼んでみてください。

たとえば、手元の写真のサイズをそろえてもらう。

それだけでも「こんなに簡単なのか」と驚くはずです。

その小さな驚きの積み重ねが、あなたを「使う側」へ連れていってくれます。

大切なのは、完璧を目指して立ち止まることではなく、まず一歩、試してみることです。

正直に言えば、私も最初は不安でした。

やったことのない作業ばかりで、失敗もしました。

でも、AIエージェントという相棒と一緒なら、その一歩は、思っているよりずっと軽い。

やってみて、つまずいて、また聞いて、進める。

その繰り返しの中で、気づけば「使う側」になっています。

一緒に、これからの時代を生き抜いていきましょう。

ヤスとビルドくんの会話

ビルドくん
ビルドくん
私は、何から始めればいいですか?
レベル1の「手作業の肩代わり」からで大丈夫です。頼み方は、この記事に全部書いてあります。
ヤス
ヤス
ビルドくん
ビルドくん
特別な知識がなくても、いいんですか?
大丈夫。普通の日本語で頼むだけです。まずは一つ、AIに頼んでみてください。
ヤス
ヤス
ビルドくん
ビルドくん
今日からやってみます!

 

ホームページ制作・LINE構築のご相談はこちら

この記事でお見せしたような、AIエージェントを活用したホームページ制作・LINE構築・Webマーケティングの支援を、私(ヤス)が直接お手伝いしています。

「うちの場合は、どこから手を付ければいい?」という段階のご相談も歓迎です。

ヤスに相談できること

-AI活用
-, , , , , , ,